嫌な上司の対処法

どの職場でもいる「嫌いな上司」。嫌いな上司の存在がストレスや退職の原因となる場合もあります。ここでは、そんな悩みの種「嫌な上司の対処法」を上司のタイプ別に紹介しています。
毎日仕事をしていく中で、上司との関係に悩む方は多いものです。
接し方や対処法がわからず、毎日ストレスをためてしまうことも…。
中には、「上司との関係悪化が原因で、退職に至ってしまった」なんてケースもよくあります。

とはいえ、どんなに嫌いな人でも、上司は上司です。
仕事を続けていくのなら、なんとかして上司との接し方に工夫をする必要があるでしょう。
ここでは、嫌な上司と接するときの対処法、ストレスを溜めないコツを紹介していきます。

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「上司が嫌い!」なのは、自分だけではありません

毎日職場で顔を合わせる上司のことを「実はあまり好きではない」「正直苦手…」なんて感情を抱く方は、決して少なくありません。
部下の仕事に対して理解を示さず、自分の立場ばかりを守ろうとするような上司を、好きになるのは難しいでしょう。

まず頭に入れておきたいのは、社会人の中に「上司のことが嫌い」という人は珍しくはないということ。
そして、「それでも毎日仕事をしていくため、様々な対処法を実践している」ということです。

上司を嫌いだから、すぐに仕事を辞める!と決めるのは簡単ですが、次の職場にも、また「嫌いな上司」がいるかもしれません。
その前に、まずは「嫌いな相手とでも、うまくやっていくための対処法」を実践しましょう。

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対処法は上司のタイプによって異なる

嫌な上司ともうまくやっていくための対処法は、上司のタイプによっても異なります
自分の上司の場合はどのパターンに当てはまりそうか、また自分にとってストレスが少ないのはどの方法なのか、チェックしてみてください。

自己中タイプの上司

部下から嫌がられる上司の中には「部下の言葉に耳を貸さない」「指示は出すものの無責任」なんてタイプの人もいます。
こんな自己中タイプの上司の場合、上司の言葉を真正面から受け止め過ぎないことが大切です。上司自身も「過去に自分が発した言葉」を覚えていない可能性が高いです。
部下に「前に○○と言いましたよね!?」なんて詰め寄られても、素直に認められるはずもありません。

とはいえ、「上司の言葉をスルーする」というのは、決して「無視をする」ということではありません。
上司の言葉に耳を傾け、ときには「○○ですね」と復唱しましょう。
その上で、今自分がやるべき仕事に集中してください。
心穏やかに仕事をするうちに、上司との距離感もわかってくるはずです。

ゴマすりタイプの上司

上に甘く下に厳しいタイプの上司には、「上司の上司と仲良くする」ところを見せるのが効果的です。
「自分の上司のお気に入りの部下」に対して、やたらと攻撃的な態度はとれなくなります。

ただし、どれだけ気に食わない上司であっても、上司の上司に告げ口をするのはオススメできません。社会人としての、自分の評価を落とすだけだからです。
仲が良いことを何気にアピールするだけで、自然と効果は期待できます。

激情タイプの上司

上司がヒートアップしやすいタイプなら、自分は冷静に対処できるよう心掛けましょう。
相手が熱くなっているところに、同じ熱さでぶつかっていっても、火に油を注ぐだけ。冷静に対応してください。

相手に高圧的な態度をとられても、感情的になったり萎縮したりしないことが最大のコツ。
自身の仕事内容や状況について、淡々と説明し、上司とのコミュニケーションを図りましょう。

日和見的タイプの上司

周囲に嫌われやすい上司の中には、「自身の思いを上手に伝えられないことで、周囲に誤解されている」人がいます。
このような場合、思い切って一歩上司の方へと歩み寄ってみたら、意外と良い面が見つかった!といったケースもあります。

「上司の○○なところが理解できない」「なぜ上司が○○するのかはわからない」なんてときには、誤解が嫌な感情に結び付いている可能性も。
上司の意図を知ることで、これまで嫌だと感じていたところも、素直に受け入れられるようになるかもしれません。

上司との距離を縮めるためには、まずは積極的に挨拶をしましょう。
また、仕事に関する「報・連・相」はこまめに行います。
上司の内面を知る努力をい自分発信でスタートしていきましょう。

状況が変わらない時は異動や転職も

上記で紹介した通り、上司といえども様々なタイプが存在します。
ある程度対処しても結果が伴わない場合の改善手段を紹介します。

異動届を出す

どんな対処法を試しても、残念ながら状況が改善しないこともあります。
このような場合、上司と関われば関わるほど、ストレスが溜まっていってしまいます。

無理をして、心のバランスを崩してしまっては元も子もありません。
別の部署へ異動して、嫌な上司から距離を置くことも適切な対処法の一つです。
異動届を出す際には「別の部署で経験を積みたい」「以前から○○のプロジェクトに興味があって」と、前向きな理由を添えるのがベストです。

転職も視野に入れて行動する

異動が認められない場合、それではあまり意味がない場合には、転職も視野に入れてみてください。
転職活動を成功させるためには、事前の準備が必須ですから、すぐにスタートさせましょう。

新たな仕事にも目を向けることで目標ができ、心に余裕が生まれやすくなります
嫌な上司の言動も、自然と受け流せるようになることもあり、意識を次のステップへ向ける前向きな改善手段となります。

まとめ

上司との関係に悩む方は、決して少なくありません。
しかし、適切な対処法を知っていれば、大きなダメージを受ける前に予防線を張ることができるかもしれません。

職場の人間関係には、何かとストレスが付き物です。
プライベートで上手に発散しつつ、気持ちよく仕事ができるよう、少しずつ改善努力をしていきましょう。

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